■雲子（真鱈の白子）の白味噌お雑煮仕立て

月と松では、毎年のお正月に
お餅の代わり旬の食材で拵えた
白味噌仕立てのお雑煮を召し上がって頂きます。

京都ではお正月に丸餅、頭芋、大根、金時人参の入った
白味噌仕立てのお雑煮が食べられています。
白味噌は京都が発祥といわれていて
平安時代にはつくられていたそうです。
当時は貴重だった米を贅沢に使った白味噌は
麦味噌や豆味噌などに比べ、発酵期間が短く
塩も少なめでつくるため、まろやかで甘みのある仕上がりになります。
お餅のかわりに旬を迎える雲子を。
雲子は江戸時代頃から大名や貴族の間で
贅沢品としてお祝い事に食されてきました。
天盛りには紅色が色鮮やかな金時人参
黄色く色づいた完熟の柚子とかつおの削り節を浮かべました。

「寒の入り」を迎え、寒さ厳しい日が続きます。
お越し頂いたお客様には、湯気のたつ温かいお料理と
ほっこりと暖かい気持ちになっていただけるよう
ご用意しております。

スタッフ一同心よりお待ちしております。